卵は非常に多用途で栄養価の高い食品ですが、適切な保存がその品質と安全性を維持するためには欠かせません。そんな卵の保存と使用に関する基本的なポイントを紹介します。
冷蔵保存
卵は冷蔵庫の本体部分で40°F(4°C)以下に保存してください。扉ではなく、元のカートンに入れたまま保存することで、他の食品からの強い匂いや味を吸収しないようにしましょう。冷蔵保存された卵は、パック日から3〜5週間、または購入後約3週間は持続します。
位置取り
卵は大きい方を上にして保存しましょう。これはカートンに詰められた状態そのものです。この方法で、卵の黄身中心部が保たれ、新鮮さを維持できます。
新鮮な卵と市販の卵
農場市場からの新鮮で未洗浄の卵は、すぐに使う予定がある場合、室温で最大1週間保存できます。しかし、市販の卵は洗浄時に保護膜が取り除かれるため、必ず冷蔵保存が必要です。
冷凍保存
卵は長期保存が可能ですが、殻のままで凍らせてはいけません。全卵を凍らせる場合は、黄身と白身を混ぜてから冷凍します。また、卵白は別々に冷凍できます。冷凍卵は最大1年間保存できます。
保存した卵の使用
- 冷蔵保存の生卵は3〜5週間以内に使用しましょう。
- ゆで卵は冷蔵庫で1週間持ちます。
- 残った黄身や白身は4日以内に使い切りましょう。
安全性のヒント
- 卵を扱う前後には、必ず手と器具を洗いましょう。
- 食品由来の病気を防ぐために、卵は黄身がしっかりと固まるまで十分に加熱してください。
- 生卵を食べたり、加熱していない料理に使用したりすることは避けましょう。
これらのガイドラインに従うことで、卵を新鮮で安全に保ち、賞味期限や栄養価を最大限に引き出すことができます。