Midjourneyのスタイルリファレンス(–sref)機能は、1つの画像の美的スタイルを別の画像に適用することで、複数の生成にわたって一貫したビジュアルを作成することができる非常に強力なツールです。これを効果的に使用する方法を説明します。
スタイルリファレンスの仕組み
この–srefパラメーターを使用すると、既存の画像を新しい生成のスタイルガイドとして利用できます。この機能は、構図をコピーするのではなく、全体的な美学の移行に焦点を当てています。
基本的な使用法
- 参照画像をDiscordにアップロードします。
- 画像のURLをコピーします。
- /imagineコマンドを使用し、プロンプトの後に–srefと画像のURLを追加します。
例となるプロンプト:
/imagine 花冠をかぶった猫 --sref https://example.com/image.jpg
高度なテクニック
複数のスタイルをミキシング
1つのプロンプト内で、最大3つのスタイルリファレンスを組み合わせることができます:
/imagine プロンプト --sref url1 url2 url3
スタイルの強度を調整
–swパラメーターを使用して、リファレンススタイルが適用される強さを制御できます(0から1000、デフォルトは100):
/imagine プロンプト --sref url --sw 500
効果的に使用するためのヒント
- 明確で際立ったスタイルを持つ参照画像を選びましょう。
- 異なるスタイルの重みを試してみて、適切なバランスを見つけましょう。
- Remix機能を使用して、スタイルリファレンスを使ったプロンプトを簡単に修正し再実行しましょう。
例
スタイルリファレンスを活用する方法は次のとおりです:
- 連続するイラストのシリーズで一貫したアートスタイルを適用する
- あるシーンから別のシーンにカラーパレットと雰囲気を移す
- ユニークな結果を得るために複数のアートスタイルをブレンドする
Midjourneyのスタイルリファレンス機能をマスターすることで、より統一性があり、視覚的に際立った画像セットを作成することができ、時間を節約しながらAI生成アートワークの一貫性を確保できます。